安全なパートナー連携を簡単に：OAuthがDatabricks Partner Connectに登場

Databricks Partner Connectは、セットアップとリソースプロビジョニングプロセスを自動化することで、パートナーソリューションの発見、試用、統合を簡単にします。新しいツールの探索における摩擦を取り除き、チームが設定ではなく構築に集中できるようにします。

このブログでは、Databricks Partner Connectの重要な進歩について紹介します：ユーザー対マシン（U2M）およびマシン対マシン（M2M）のOAuth 2.0接続の統合です。

Partner ConnectでのOAuthによるセキュリティの向上

Partner ConnectでのOAuth機能により、PATトークンを使用せずにパートナーに接続できるようになりました。この機能強化は、Personal Access Token（PAT）の管理から脱却し、ユーザーにより安全で合理化された認証体験を提供することを意味します。さらに、U2MとM2M OAuthをサポートすることで、パートナーがそれぞれのニーズに最適なセットアップを選択できるようになります：インタラクティブな使用にはU2M、自動化されたバックグラウンドタスクにはM2Mです。

ケーススタディ - ProphecyのPartner Connect OAuth統合

Partner ConnectでのOAuth機能の価値を理解するために、Prophecyとの更新された統合を考えてみましょう。現在、U2M OAuthをデフォルトの認証方法として使用しています。このアプローチにより、ユーザーは個別に認証し、Databricksでの権限に基づいてデータにアクセスできます。これにより、サービスプリンシパルの必要性がなくなり、管理者が接続を設定する依存関係も解消されます。

Partner ConnectでProphecyをテストするのは簡単で、わずか数ステップで完了します：

1. Databricksアカウントにログインし、Marketplaceに移動
2. 「Partner Connect統合」カルーセル内でProphecyを選択
3. Prophecyへの接続を作成
4. 新しいProphecyアカウントを作成（または既存のものを使用）
5. DatabricksデータでProphecyの使用を開始（ProphecyでDatabricksデータを使用しようとする際に、Databricksへのサインインが求められます）！

OAuthを採用することで、ProphecyのDatabricks Partner Connectとの統合は、Partner Connect内でOAuthがセキュリティを向上させ、認証プロセスを合理化する方法を実証しています。

Prophecy + Databricks

ProphecyとDatabricksは、チームがDatabricks SQL上でデータパイプラインを構築・管理する方法を再定義しています。レイクハウスアーキテクチャ上に構築されたDatabricks Data Intelligence Platformは、データ処理とガバナンスに最適な基盤を提供します。AI搭載のドラッグアンドドロップインターフェースにより、Prophecyはアナリストがガバナンスとベストプラクティスに従いながら、Databricks上でシームレスにデータを準備できるようにします。ProphecyとDatabricksの深い連携により、組織はその処理能力を最大限に活用しながら、信頼できるデータをより迅速にビジネスの手に届けることができます。

Partner Connectを始める

Databricksの無料トライアルにサインアップして、Partner ConnectでのProphecyの新しい統合を探索してください。さらに、OAuthに移行する追加のパートナー統合にもご注目ください。今後数か月で、MatillionなどのパートナーもPartner ConnectでOAuthの使用を開始します。