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データブリックス、エージェンティック顧客データプラットフォーム 「CustomerLake」を発表し、マーケティング業界に参入

2026年6月16日

データブリックス、エージェンティック顧客データプラットフォーム 「CustomerLake」を発表し、マーケティング業界に参入
  • データブリックスは、当社プラットフォーム上にネイティブに構築された、エージェンティック顧客データプラットフォーム(CDP)「CustomerLake」を発表。顧客データ、AIモデル、AIエージェント、アイデンティティ解決、オーディエンス構築、アクティベーションを統合し、オープンなレイクハウス上でエージェンティック・マーケティングを実現 
  • CustomerLakeは、単発のキャンペーンを「インフィニティ(無限)・キャンペーン」(※)へ置き換え。リアルタイムで顧客状況に反応する継続的なエージェンティックループにより、企業は1対1のパーソナライズされた顧客体験を、1日に10億回規模で提供可能に
  • キャンペーンとプロファイルエージェント、オープンなパートナーエコシステム、ネイティブ統合、Reverse ETL機能を提供し、マーケティングと広告テクノロジー基盤全体にわたる顧客データの取り込み、統合、活用を実現 

データとAIの企業であるDatabricks(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、以下「データブリックス」)は、新たなエージェンティック顧客データプラットフォーム(CDP)である「CustomerLake」を、米国時間6月16日に発表しました。 

マーケティング担当者やデータ部門は、CustomerLakeが提供する、行動を継続的に分析、判断、実行するAIエージェント群を活用すると、常時稼働するエージェント群が、パーソナライズされた顧客体験を、1日に10億回規模で提供できるようになります。また、CustomerLakeは、顧客データ、AIモデル、AIエージェントがすでに存在するデータブリックスのプラットフォームに、CDP機能をネイティブに統合します。レイクハウスを基盤とし、「Unity Catalog」によるガバナンス管理の下、顧客データ、アイデンティティ解決、オーディエンス構築、キャンペーン自動化、アクティベーションを、単一のAIネイティブ基盤に統合します。 

今回の発表は、データブリックスが、セキュリティ・レイクハウス製品「Lakewatch」に続き、主要エンタープライズソフトウェア分野への事業を拡大するものです。CustomerLakeは現在、プライベートプレビューとして提供されており、既にHP、Circle K、AB InBev、Getnet by Santanderなどのお客様が導入しています。 

CustomerLakeエージェントのためのマーケティングの再構築 

マーケティング部署は、同時に2つの変化に直面しています。一つは、消費者自身が、情報収集や商品比較、購買を代行するAIエージェントを利用し始めていることです。もう一つは、企業側も、マーケティング業務をAIエージェントによって運用する方向へ移行していることです。 

従来のマーケティングテクノロジー(MarTech)は、そのいずれにも対応できるようには、設計されていませんでした。従来のCDPはウォーターフォール型のモデルを採用しており、キャンペーンは、多数の分断されたシステムにまたがって計画・実行され、展開までには数週間を要し、顧客データは企業の中核AIプラットフォームに統合されず、各所に分断されてサイロ化されたままとなります。その結果、顧客IDは分断され、本当の意味でのパーソナライゼーションを大規模に実現することは不可能になります。 

マーケティングを自律的に実行するエージェントには、コンテキスト、データ、実行能力に、一カ所でリアルタイムにアクセスできる環境が必要です。CustomerLakeは、CDPをデータブリックスのプラットフォームにネイティブに取り込むことでこれを実現し、インサイトを生成するモデルと同じモデルが、直接アクティベーションを実行できるようにしています。 

データブリックスの共同設立者兼CEOであるアリ・ゴディシは、次のように述べています。 

「マーケティング担当者は、実施するキャンペーンだけでなく、その対象となる顧客も含めて、自らの基盤全体を再構想する必要があります。そして、その顧客には今や、エージェントも含まれています。CustomerLakeによって、顧客データ、AIモデル、エージェントが、ガバナンスの効いた単一のプラットフォーム上に集約されます。これによりマーケティングは、単発のキャンペーンから、エージェントがすべての顧客について、リアルタイムで絶えず分析、判断、実行する、継続的なループへと進化します。その結果、企業は初めて、『インフィニティ・キャンペーン』と1対1のパーソナライゼーションを、大規模に実現できるようになるのです」 

「エージェンティックCDP」の定義 

エージェンティックCDPは、購買行動が大きく変化する時代のために設計された、マーケティングインフラの新たなカテゴリーです。消費者は、自らに代わって商品比較や購入を行うために、企業側もまた、顧客とのエンゲージメントのために、AIエージェントを活用しています。従来のCDPとは異なり、エージェンティックCDPは、ガバナンスが効いた顧客コンテキスト、AIモデル、実行能力を、単一の環境に統合します。その結果、マーケティング担当者がキャンペーンを開始するのを待つ必要なく、エージェントが継続的に分析、判断、実行するシステムが実現します。CustomerLakeでは、顧客インサイトを生成するモデルとアクティベーションを行うモデルは同じものであり、データ複製、パイプライン遅延、ガバナンス上のトレードオフも存在しません。 

主な機能 

  • 常時稼働する「インフィニティ・キャンペーン」 

    単発のキャンペーンを、エージェント主導の継続的なエンゲージメントに置き換えることで、すべての顧客が真に1対1の体験を受けられるようにします。 

  • キャンペーン・エージェント 

    マーケティング担当者が、データの保存場所に関係なく、自社のデータ基盤から直接、顧客セグメントを設計し、キャンペーンを自動化して、パーソナライズされた体験を提供できるようにします。 

  • プロフィール・エージェント 

    エンドツーエンドのエージェンティックループを通じて、生の顧客データを、マーケティング部門や顧客対応部門がすぐに活用できるビジネス向けレコードに変換します。 

  • オープンなパートナーエコシステム 

    Adobe、Meta(AudienceおよびConversions API)、Acxiom、Epsilon、LiveRamp、The Trade Desk、Braze、Bloomreach、Iterable、Snapchat、Magnite、TransUnion、Adstra、Twilio、Integral Ad Science(IAS)、Unityを含む、主要プラットフォームとパートナー間で、データの取り込みとアクティベーションを実現します。 

  • ネイティブ統合とReverse ETL 

    マーケティング・広告テクノロジー基盤全体とデータブリックスを、双方向パイプラインで接続します。 

  • エージェント型ID解決 

    ルールとエージェントを組み合わせることで、分断されたレコードを統合し、より豊富で正確な顧客プロファイルを構築します。 

  • 組み込みのIDマーケットプレイス 

    Acxiom、Epsilon、LiveRamp、TransUnion、Adstraなどのプロバイダーが提供する、サードパーティのIDグラフやパートナーデータによって、顧客プロファイルを強化します。 

お客様の声 

HP マーケティングテクノロジー兼AIイネーブルメント担当グローバル責任者 Kumar Ram 

「HPでは、AI主導の顧客エンゲージメントの未来は、断片化された顧客データから、ガバナンスの効いた顧客コンテキストへと移行することにかかっていると、確信しています。CustomerLakeはこのビジョンを具現化しており、データをコピーして照合し、セキュリティ確保が必要な別の環境を新たに構築するのではなく、すでに当社が信頼しているデータ基盤上で、顧客インテリジェンス、パーソナライゼーション、アクティベーションを実行できます。CustomerLakeによって、マーケティング部門は、財務、製品、営業、オペレーションの各部門と同じ、信頼できる顧客コンテキストを活用しながら、より迅速な業務遂行と効率的な運用を実現し、AIによる変革を推進できます」 

Getnet by Santander 最高データ・AI責任者 Ainhoa Alonso 

「Getnet by Santanderでは、加盟店との強固な関係が成長の中核となっています。複数の市場、チャネル、顧客ニーズにまたがって事業を展開するグローバルな決済企業として、CRMは当社の戦略的な成長エンジンです。CRMは、顧客への理解を深め、より有意義な関係を築き、一貫性のある顧客体験を大規模に提供することを可能にするからです。CustomerLakeは、信頼性が高く実用的な『Customer 360』の実現により、この目標の達成を支援します。これにより、顧客インテリジェンス、データ、AIを、当社のCRMおよびアクティベーション・エコシステムと連携させながら、ガバナンスが効き相互運用が可能な形で組み合わせることが可能になります。その結果、事業部門とマーケティング部門は、インサイトからアクションへより迅速に移行し、顧客と加盟店との関係強化、大規模なパーソナライゼーションの実現、Getnetの未来に向けたより連携の取れたデータ主導のCRMモデル構築ができるようになります」 

The Trade Desk データパートナーシップ担当バイスプレジデント Jay Goebel 

「The Trade DeskはCustomerLakeのローンチパートナーとして、マーケティング担当者がオープンインターネット全体でデータをより実用的に活用できるよう支援しています。この両社で、信頼性の高い決定論的データとエージェンティックAIをメディア施策の実行に結びつけることが可能になります。これによりブランドは、顧客インサイトからアクションへの移行をより迅速に行えるようになり、適切なオーディエンスにリーチし、関連性を高め、データをより適切に管理しながら、測定可能な成果を生み出すことができます」 

Unity セールス&パートナーシップ担当シニアバイスプレジデント Chris Feo 

「Unityのモバイルエコシステムは、米国で月間2億5,600万人、世界で28億5,000万人のアクティブユーザーを有し、ブランドがゲームプレイ中の消費者へリーチするための、極めてユニークなファーストパーティのエンゲージメントシグナルの一つを提供しています。ブランドのマーケティング担当者は、UnityとCustomerLakeを統合することで、信頼できる顧客インテリジェンスを、Unityの高い注目度とブランドセーフティを備えたモバイル動画広告インベントリ上で、直接活用できるようになります。この連携により、Unityの広告枠は、企業がすでにデータブリックス上で管理しているデータ基盤から直接ターゲティング可能となり、パフォーマンス測定結果も同じ場所にフィードバックされるようになります」 

提供について 

CustomerLakeは現在、プライベートプレビューとして提供されています。価格体系は、従来のソフトウェアライセンスではなく、利用価値に応じた専用の従量課金モデルを中心に採用予定です。マーケティングテクノロジー基盤を統合してテクノロジー関連コスト削減を目指す企業にとって、非常に費用対効果の高い選択肢を提供します。詳細は、ブログ記事をご覧ください。

 ※「インフィニティ(無限)・キャンペーン」:リアルタイムの顧客コンテキストとビジネス目標に基づいて、顧客シグナルを分析し、最適な次のアクションを決定し、チャネルをまたいで実行する、エージェント主導の継続的なエンゲージメントループ 

データブリックスについて 

データブリックスはデータとAIの会社です。アディダス、AT&T、バイエル、Block、Mastercard、リヴィアン、ユニリーバ、Fortune 500の70%以上の企業を含め、グローバルで2万社超が、データとAIのアプリケーション、アナリティクス、エージェントの構築・拡張に、データブリックスを利用しています。米国カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置き、世界で30以上のオフィスを構えるデータブリックスは、「Lakebase」「Genie」「Agent Bricks」「Lakeflow」「Lakehouse」「Unity Catalog」などが統合されたプラットフォームを提供しています。詳細は、ウェブサイト(日本語) をご覧ください。 

【報道関係者のお問い合わせ先】

 データブリックス 広報代理 アシュトン・コンサルティング 

電話:03-5425-7220 Email: DatabricksPR@ashton.jp

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