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統合データウェアハウスとは

統合データウェアハウス(エンタープライズデータウェアハウスとも呼ばれる)は、業務に関わるあらゆるデータを保持し、エンタープライズ全体でのアクセスが可能な統合データベースです。今日、多くの企業においてデータはサイロ化されています。データの品質、統合、ガバナンスの保守や、メタやマスターデータ、B2B データ交換、データベース、アーキテクチャの管理など、同じ組織内の異なるそれぞれの部門で、多様なデータをさまざまなツールで管理しています。大企業におけるデータウェアハウス( DW)の採用は、さまざまな異種オペレーショナルソースから抽出した統合および一元化されたデータを格納するためのベストプラクティスとなっています。DW を採用することで、運用システムのトランザクション処理と競合することなく、複雑なクエリを実行することができます。Unified Data Warehouse:統合データウェアハウスDW の典型的なアーキテクチャは、さまざまなコンポーネントで構成され、重要な操作がデータ上で実行されると、データがあるコンポーネントから次のコンポーネントに渡されます。統合データウェアハウスの構造は、データウェアハウスアーキテクチャに含まれるコンポーネントのサブセットで構成されており、データソース、コア DW 、データマート、抽出・変換・ロード( ELT )プロセス、メタデータリポジトリなどが挙げられます。統合データウェアハウスを採用する最大のメリットは、全てのデータを一元管理できることです。これにより、データを実用的な情報に変換するために個別のデータ分析が不要になり、意思決定プロセスが改善されます。

統合データウェアハウスの活用によるメリット

  • データウェアハウスの情報の追跡、管理、分析の機能により、データに付加的なサポートを提供します。データによる意思決定、分析レポートの作成、データマイニングのために設計された優れた環境が提供されます。
  • 統合データウェアハウスは、他の分析プログラムと連携して企業の成長を促進します。
  • 分析や計画を目的とする企業データに、常にアクセス可能です。
  • ユーザーは、多様なパラメータで膨大なデータを保存でき、普段は使用しない複数のソースからデータを引き出すことができます。
  • データリファイン機能を備えており、重複情報を削除してデータ品質を向上させます。
  • データ操作を最小限に抑え、最高レベルの整合性を保持します。
  • 改善された最新情報を提供します。

関連資料

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